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米国発の電子書籍市場に対する的外れな意見
(1)電子書籍を一企業に囲い込ませてはいけないという批判
 →これをいうひとは、自分が囲い込みたいだけのことだ。

(2)アップルはストアで売る本を検閲している
 →こういうことをいう日本の出版社だって、何を売るかの選別はしている。

(3)これからはコンテンツを持つ出版社の力が強くなる
 →「出版社はいらなくなる」のまちがいだろう。
  「売れる本」ではなく、「よい本」を作ることができる出版社だけが生き残る。
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テーマ : 電子書籍
ジャンル : 本・雑誌

電子書籍について取材を受ける
昨日、ある新聞社の記者さんから、
電子書籍の行方について取材を受けた。

研究者として資料を読んだり、
学術出版をしている立場から、
雑多でまとまりのない話をした。

iPadは予約したけど、まだみたこともなく、
あまり踏み込んだことはいえなかったので、
記者さんは不満だったんじゃないかと思う。


たとえば京極夏彦さんみたいに、
版面にすごいこだわりを持っている作家さんは、
電子書籍を許すだろうかという疑問を、
実は以前から持っていて、
昨日の取材でもそのことをいおうかと、
ちらっと思ったけど、
京極さんは新しいことに興味を持つひとで、
職人魂のあるひとだし、
何が起こるかわからないなとも思っていたので、
結局その話題は出さなかった。

そしたら、今日の朝刊に京極さんが新作をiPadに提供すると、
大々的に載っているではないか。

もう少しで恥をかくところだったけど、セーフ。

その記事によると、価格は紙本の半分、
作家の取り分の割合はこれまでよりもアップ、
アップルには30%だそうだ。

電子書籍は出版社を通さなくても出せるものだから、
出版社は人気作家の囲い込みにかかる。
その動きにはますます拍車がかかるだろう。

新しいテクノロジーの登場で、話題性はあるが、
その陰で取次会社や運送会社、零細な印刷会社や書店が、
バタバタと倒れていく時代が、
そこまで来ているんじゃないだろうか?

テーマ : 電子書籍
ジャンル : 本・雑誌

禅のココロ
先日、ある禅寺にお邪魔した。

方丈やお客さん用の部屋のふすまは、
わびた水墨画なんだけど、

プライベートな空間だったいう部屋のふすまは、
豪華な金壁画だった。

笑えた。


禅のココロは、「わび・さび」だけやないねん。

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

「おかきバー」のコモンズ
SN3E0209.jpg

播磨屋本店さんの「おかきバー」へ久しぶりに行った。
ここは、落ち着いた雰囲気のなかで、
ドリンクとおかきがタダでいただける場所だった。

久しぶりに行った「おかきバー」では、
注意事項があちこちに書かれ、
マナーについてひっきりなしにアナウンスが流れ、
かつての落ち着いた雰囲気がなくなっていた。

どうやら、ひとりでいくらでも飲み食いするひと、
1日に何度も来るひと、
「お店の雰囲気に合わない」というひとが、
来るようになったみたいだ。

これをコモンズ論で考えてみる。

おかきは、食べたらなくなる。
これを「控除性がたかい」という。

バーは誰にでもタダで開放している。
これを「排除性がひくい」という。

「おかきバー」は控除性がたかく、排除性がひくいサービスなのだ。
これはまさに「コモンズの悲劇」のモデルとおなじだ。

個人は最大の利益を得るために、「おかきバー」を何度も利用したい。
しかしみんながそうすると、おかきが枯渇してしまい、バーが立ちゆかなくなる。

個々の合理的な行動が、集合的には不幸を招くのだ。

このコモンズを持続させる管理方法はふたつしかない。
第1はルールを定めて排除性をたかめること。
第2はおかきをもっと供給して控除性をひくくすることだ。

このお店は、前者の方法を選んでいる。
そしてその結果が、店のあちこちの注意書きや、
ひっきりなしのアナウンスである。

もしこの方法で排除性をたかめることができなかったら、
「おかきバー」というコモンズは崩壊するかもしれない。

個々人は、「おかきバー」を「ほどよく」利用し、
最低限、自分が食べた量にみあう買い物をして帰ることが肝心なのだ。

ちなみに、ぼくが好きなのは「朝日あげ」です。

テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

千葉のチーバくん
SN3E0210.jpg

2010年千葉国体のマスコット・チーバくんのお菓子を
千葉の友人からもらった。

関西ではほとんどなじみがないキャラだけど、
千葉県の形そのまんまやん!

だからチーバくんはいつも向かって左を向いていないとおかしなことになる。

だけど、弓道みたいに反対を向いてないと絵にならない競技をさせると、
チーバくんにはちょっと苦しいことになる。

さて、このチーバくんにはホームページやブログまであるのだ。

ここにはチーバくんの利用規程なんかも載っていて、
なかなか参考になる。

チーバくんを商業利用すると、小売価格の3%が千葉県に入る。
また、チーバくんの着ぐるみは、
千葉県民1000人以上のイベントなら無料で貸してくれる。


着ぐるみ使用の注意事項を読むと、こんなことが書いてある。

素肌が直接着ぐるみに触れないように、長袖、長ズボン、軍手等を着用すること。
「チーバくん」のイメージを保つため、着ぐるみ着用時は声を出さないこと。また、関係者以外の目に触れる場では着脱しないこと。
使用後は、消臭スプレー等を使用して、手袋は裏返しにして、風通しの良いところで陰干しし、十分に乾燥させてから返却すること。
チーバくんの体は柔らかいため、頭を下にして保管すること。


イメージを壊わしそうな注意事項だが、
これがリアルな世界の現実ということか。

テーマ : 雑学・情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

本を出せたのはうれしいけれど……
いつもそうなんだけど、
本を出せたのはうれしいが、
出した後は、
正直いって、
本のことをもう思い出したくない。

イヤというほど考えて表現したし、
書いたことを20回は繰り返して読んだし、
はやくつぎのステップへと進みたい。
まちがいをみつけてしまうのも恐い。

だけど、取材やら講演やら業績評価やらで、
本について対外的に語らなくちゃならないのは、
むしろ出した後が本番だ。

本にすべて書いたので、
それ以上のことはいまは語れない。

でも、まだ読んでいないひと/読みたくないひとのために、
本のことを語らなくてはならないし、
ご批判が出たら答えなくてはならない。

そのギャップがストレスになる。

テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

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