<<09  2010,10/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  11>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
科学研究費を申請しながら、官僚機構を思う
来年の科学研究費の申請、
締切に間に合わないのを担当者さんに泣きついて、
今日まで待ってもらった。

電子申請に変わってきたとはいえ、
まだ一部のカテゴリーは紙の申請書だ。
それもエクセルで作れるようにはなっているが、
発想があまりにも古いままなので驚いた。

たとえば、文字をひとつずつ別のセルに書けとか、
(これをすると、書類作成の手間が10倍くらいになる)

濁点は別セルに書けとか、
(これは、半角カタカナしか使えなかった時代の発想だ)

作成データ量を100キロバイト単位で書けとか。
(これは、大型コンピュータの磁気ディスクで、
個人が使える領域が10メガバイトくらいだった時代の発想だ)

全体的に、30年くらいの昔のやり方を引きずっていて、
それでメリットのあるひとは誰もいないだろう。

ま、時代遅れでも旧慣を踏襲するのが官僚機構というものか。
スポンサーサイト

テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

バンコクで文学の定義について考える
CIMG9862.jpg

無事、お腹をこわさず、
王女様のお出ましになる席にいることができた。

王女様は着飾ったところもなく、
近所を歩いてるふつうの女性のようで、
とても親しみやすさ感じさせる方だった。

ぼくの講演は王女様がお発ちになられたあと。
情報環境の変化が、海外の日本研究をどう変えるか、
といったことを話した。


全体的にとても勉強になるシンポジウムだった。
なかでも、文学の範囲が際限なく広がっていて、
定義があいまいになっていることが印象的だった。

結局、紙で出版されたものは何でも文学ということのようだ。
だとするならば、何が文学なのかは、
出版社が決めているということなのだな。

でも、出版の範囲はすごく広がっているから、
電子出版やブログやツィッターなんかも、
文学に含めなければいけなくなるし、
それを排除する正当な理由はないはずだ。

紙で出版されたものだけを対象にする文学研究が、
すごく恣意的なものに思えてきた。



昨晩は0時ころにすごい雷雨があり、
約5秒に1回、稲妻が走る激しさに、
とても寝ている場合じゃなくなり、
ずっと空をみていた。



12月に来たときには賑やかな繁華街だった場所が、
その後のデモ騒動で、焼けただれた廃墟になっているのをみて、
ちょっとショックを受けた。

タイのひとの穏やかさからは、
とても想像できないことだ。

テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

王女様を迎える準備
CIMG9844.jpg

バンコクのチュラーロンコーン大学では、
明日、シリントン王女をお迎えするシンポジウムの準備が行われていた。

写真の赤いじゅうたんが玉座になる場所で、
紫は王女様の色なのだそうだ。

本番は撮影禁止なので、いまのうちに撮っておいた。

参加者には、厳重なセキュリティ・チェックがされ、
王女様が退場されるまでの2時間、
ぼくたちはトイレに行くことも許されないのだそうだ。

日本の感覚からするとどうかと思うが、
タイ国民の絶大な人気を集める、知性派の王女様だ。
万一のことがあってはならないという、
主催者の気持ちは痛いほどわかる。

だが、聞いたところによると、
王女様ご自身は気さくな方で、
2~3人の従者だけで、
繁華街で買い物をされるような方だとか。


国家と王権。
王室と国民との距離。

明日は貴重な体験ができそうだ。

そのためには、お腹をこわさないようにしなくちゃね。

テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

「ゆるキャラの伝道師」になってしまった
P1000813s.jpg

先週、インドネシア大学で、
日本についてのシンポジウムがあった。

ぼくの演題は、
2ヶ月前からこのために仕込んでいたネタ、
「ゆるキャラ」についてだ。

冒頭で、「ゆるキャラを知ってますか?」と聞いたら、
かなりの日本通の学生や学者らのはずなのに、
だ~れも知らなかった。

「そんなのよく知ってるよ!」といわれるかと思ったけど、
これは意外だった。

それならと、
「これがゆるキャラのスーパースターです」
と、「ひこにゃん」をみせたら、
会場がどよめいた。

そしてみんな身を乗り出し、
女の子たちの「カワイイ~!(日本語)」という
声が、あちこちからあがった。

「ひこにゃん」のかわいさは、
グローバルに通用するんやとわかった。

ぼくの講演は、
「ゆるキャラ」の紹介からはじまって、
その背景にある日本の文化・社会・経済・政治にまでおよんだ。

おそらく、インドネシアで「ゆるキャラ」が学問的・体系的に紹介されたのは、
これがはじめてだったのだろう。

はからずも、「ゆるキャラの伝道師」になってしまった。


いっしょに行っていた同僚からあとで、
「どうして、『まりもっこり』を紹介せんかったんや」
と、しつこくいわれたが、
「それは上級編ですから……」
と、いいのがれをした。

インドネシアのみなさん、
「ゆるキャラ」は、ぼくが話したことよりも、
ずっとずっと奥が深いものなのです。

テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

スコールと祈り
CIMG9760.jpg

いまの季節、ジャカルタでは午後になると
毎日スコールが降るのだそうだ。

朝からの町の汚れをサッと流し、
ムッとした空気を残して、
夕暮れどきを迎える。

スピーカーが流すムスリムの祈りの歌が、
どこかのモスクから聞こえてくる。

彼らにとって、神は疑いなくいる。
信じるとか信じないとかの問題ではないのだ。

そういう道徳的な柱のないことが、
いまの日本の、いちばんの問題なのかもしれない。

テーマ : 東南アジア
ジャンル : 旅行

妖怪「どこいくんじゃい」あらわる?
夕暮れ時に自宅のある団地に戻ったら、
4~5歳くらいの男の子が
階段のところに座っている。

こちらから
「こんにちは」
と声をかけてみると、
「どこいくんじゃいっ!」
と男の子がいう。

調子を合わせて、
「この上に住んどるんじゃいっ!」
というと、
「はよ行けやっ!」
と答えが返ってくる。

なんだか妖怪みたい。

いっしょにいた妻によると、
近所の子らしいが、
振り返ったら姿がかき消えていても、
ぜんぜんおかしくないと思った。

ぼくはこの出来事を、
妖怪「どこいくんじゃい」
と名づけた。

テーマ : オカルト的
ジャンル :

プロフィール

やまだしょうじ

Author:やまだしょうじ

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
522位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
社会科学
19位
アクセスランキングを見る>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。