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「パクリ」のシンポに出てきました
昨日、京都精華大学であった「パクリ」についてのシンポジウムに、
パネリストとして呼ばれて参加してきた。

学生さん中心に、主催者発表で100人来られたということだ。

いろんな論点が出て、まとめ役の佐藤守弘さんが苦労されていた。

議論のなかで印象的だったことをひとつ。
増田聡さんは、
デッドコピーのような「機械的複製」と、
他の作品から影響されてする「人為的模倣」とが、
いまのパクリ批判ではいっしょくたになっているという。
前者は非難してもいいが、後者は認められるべきだということ。

ぼくも基本的に賛成だ。


聴講者の方から、「パクリの積極的な面は?」という、いい質問が出た。

ぼくは、ふたつの側面から答えた。

作品を経済財とみる立場からすれば、
「パクリ」は市場の創世と拡大効果を持つ。
マーケティング努力をしなくても、
「パクった」ひとたちが市場を作ってくれるのだ。
これは国境を越えた「パクリ」で顕著にみられる。

人間的な営みの面からみた「パクリ」の効用とは、
それは「自己発見につながること」だと答えた。

「パクリ」(この場合「模倣」)をしてみて、
どうしても「パクリ」きれない部分に、
自分の進むべき道がみえてくるのだ。


ただ、文化コモンズと「パクリ」の関係について、
伊藤公雄先生から尋ねられたが、
短い時間でうまく説明することができなかった。
反省。


ぼくの書いたものを専門家のかたがたが、
けっこう読んで下さっているようで、
うれし恥ずかしだ。

テーマ : 研究会・勉強会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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