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「おかきバー」のコモンズ
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播磨屋本店さんの「おかきバー」へ久しぶりに行った。
ここは、落ち着いた雰囲気のなかで、
ドリンクとおかきがタダでいただける場所だった。

久しぶりに行った「おかきバー」では、
注意事項があちこちに書かれ、
マナーについてひっきりなしにアナウンスが流れ、
かつての落ち着いた雰囲気がなくなっていた。

どうやら、ひとりでいくらでも飲み食いするひと、
1日に何度も来るひと、
「お店の雰囲気に合わない」というひとが、
来るようになったみたいだ。

これをコモンズ論で考えてみる。

おかきは、食べたらなくなる。
これを「控除性がたかい」という。

バーは誰にでもタダで開放している。
これを「排除性がひくい」という。

「おかきバー」は控除性がたかく、排除性がひくいサービスなのだ。
これはまさに「コモンズの悲劇」のモデルとおなじだ。

個人は最大の利益を得るために、「おかきバー」を何度も利用したい。
しかしみんながそうすると、おかきが枯渇してしまい、バーが立ちゆかなくなる。

個々の合理的な行動が、集合的には不幸を招くのだ。

このコモンズを持続させる管理方法はふたつしかない。
第1はルールを定めて排除性をたかめること。
第2はおかきをもっと供給して控除性をひくくすることだ。

このお店は、前者の方法を選んでいる。
そしてその結果が、店のあちこちの注意書きや、
ひっきりなしのアナウンスである。

もしこの方法で排除性をたかめることができなかったら、
「おかきバー」というコモンズは崩壊するかもしれない。

個々人は、「おかきバー」を「ほどよく」利用し、
最低限、自分が食べた量にみあう買い物をして帰ることが肝心なのだ。

ちなみに、ぼくが好きなのは「朝日あげ」です。

テーマ : 思うこと
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