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日本人の美徳は20世紀に創られた?
1909年、12年間の米国生活を終えて帰国した鈴木大拙がこんなことを書いている。

「日本人はまだ時間の観念に乏しきに似たり、
『時是れ金』と云ふ米国の格言はまだ実地に行はれざるやうに思はる」

日本では商店での丁稚の動作、商品の包み方、釣銭の出し方なんかが、
アメリカに比べて緩慢だというのだ。

また、英国や米国では客のためにいろいろ便宜をはかるのに、
日本の小売人は不親切、不勉強で、注文したものも持ってこず、
持ち合わせがないものを客のために取り寄せることもしないと嘆いている。
(『鈴木大拙全集(新版)』第30巻、386~387頁)

いまの日本人が英米人のサービスに感じるようなこと(失礼!)を、
米国から帰国した大拙は日本人に感じていた。

迅速丁寧で細やかなサービスなど、
いま日本人の伝統的な美徳と思われていることが、
20世紀のはじめには存在しなかったのかもしれないぞ。

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