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文化財デジタル複製の是非は?
「寺院の文化財、進むデジタル複製」という記事が、
今日の毎日新聞朝刊に掲載された。

この問題をときどき話し合ってきた、野宮さんの署名記事だ。

残念ながら紙面では関西版のみらしいが、
全文がネットにアップされた。


ぼくは本物をデジタル複製で置き換える場合の、5原則を考えている。

(1)現状のまま複製すること(現状複製)
(2)原本は近くで保存すること(近地保存)
(3)原本を定期的に公開すること(原本公開)
(4)劣化をモニタリングすること(劣化監視)
(5)複製品が劣化したら作り直すこと(複製維持)

残念ながら、これらを完璧に満たしたプロジェクトはない。

専門家は「置き換え」の是非を公の場で語りたがらないので、
議論できる場が少ない。

お寺さんのなさる事には、批判がましいことはいえない。
貴重な作品は、とにかく蔵に入れるべきだ。
専門家のそういう姿勢が、本物の作品を市民から遠ざけていく。

それは長期的には、文化財への市民の関心を下げ、
保存に税金を投じることに同意しないひとを増やすことになるだろう。

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