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片倉もとこ先生、山口昌男先生のこと
ぼくにとって、思い出深い先生方が、あいついで他界された。

片倉もとこ先生は、しばらくまえまでぼくのボスだった。
勤務先の所長になられるまえも、なられてからも、
それほど深いお付き合いだったわけではないが、
少ない思い出のひとつひとつが、とても深いのだ。

ちょっとした献本や情報提供に、
手書きの美しいお礼状を頂戴したり、
仕事でごいっしょしたカイロとミラノでの、
何気ない会話のなかに、
厳しくも暖かい眼差しを感じたりした。

細やかさと豪胆さを持ち合わせた方だった。


山口昌男先生とは、勤務先の研究会などでごいっしょをしていたが、
それよりも学生時代の出会いのほうが、ぼくにとっては貴重なものになっている。

1984年に八王子の大学セミナーハウスであった大学共同セミナーは、
ぼくにいわせれば伝説的な催しだった。
講師陣は、山口昌男、前田愛、佐藤信夫、池上嘉彦といった顔ぶれに加えて、
当時ブレイクしたばかりの中沢新一、浅田彰といった方々が、
2泊3日のセミナーを行った。
それを企画したのが山口昌男先生だった。
ぼくはそれに参加した140名の学生のひとりで、
山口、中沢、浅田の3先生を深夜まで「監禁」して、
楽しく質問攻めにした学生たちのなかにいた。

あの空気を吸ったことが、いまの自分にとって大きな財産になっていると思う。

数年前に病床に伏されてからは、たいへんなご様子ばかりが聞こえてきた。
ご家族はもとより、先生もさぞかしおつらかったのではないかと思う。

おふたりの先生の、ご冥福を祈るばかりだ。

テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

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